高妻山への登山

24日、憧れの「高妻山」海抜2353mへ登って来ました。
この山は、戸隠連峰の最高峰の山で100名山の一つでもありますが、起伏が多くコースも長いので大変な山でした。


例によって「長野県日帰り山」の文献では、
戸隠連峰の盟主。奥深く美しいピラミットをそびえ立たせる。。。と記載
健脚な人で、往復8時間35分も掛かります。

それでは、いつもの様に写真をたくさん用いてご案内をします。

地図で


登山の写真の前に、色々な所から見た高妻山をご紹介します。


自宅近所の山より眺める戸隠連峰高妻山(2006.1.29)


戸隠バードラインから望む(2006.3.24)


黒姫山より望む 北東から見ると様子が違う(右端が高妻)(2006.8.5)


中西山より 北西から見ると様子が違う(左端が高妻)(2006.9.2)


地図の様に、登山口は「戸隠牧場」からスタートになります。
写真は牧場から、高妻山の峰を望む(右のピークが五地蔵岳、その後ろに高妻が)


牧場から少しはチョロイが急坂が待っていた! ガレ場で足下が大変!!


早速、滑滝のクサリが! こんな具合に登ります。 


またまた、帯岩の横這いクサリが!


これが過ぎた所に、逞しく育つ「ダテカンバ」の木が!


まあ!酷い上り坂でした。


急坂を1時間半登り、やっとこ稜線に来ました。ここには避難小屋がありました。


稜線から見た「黒姫山」右側が山頂が見えた! 海抜2053m


東を見ると「飯縄山」と「戸隠牧場」が!


南東には、煙を吐く活火山の「浅間山」か!


西を見ると、「白馬連峰」が! 手前の山並みが中西山になります。


これからが、実は大変だったのです。高妻までの稜線は、アップダウンが多くて五地蔵まで1時間なのですが
先程の稜線までの登りに体力を使い過ぎたので、アップのキツイ事!アップ気味!

それでも、登山道にはこんなに綺麗に咲く「エゾリンドウ」を見れば頑張っちゃうよ!


稜線を行くと、初めての「高妻山」を望む! えー!高いなー!アレを登るのかや? 右側の稜線よりの挑戦になります。 おいおい!体力が続くかな?


でも、高妻の直下まで行くには、この稜線の山々を越えて左へ行かなければ! あーあ!


それでも、稜線より「白馬連峰」が時々見え楽しませてくれました。


稜線では、一部の木々が紅葉始めていました。


おお! 北アルプスの「槍ヶ岳」が見えた!ぞー


鹿島槍」も


北には、「火打山」(右)と「焼山」(左)が雲の晴れ間に見えた!
これがあるから、疲れも吹っ飛んでしまいます。


これより、更に右には雲海より頭を出した「妙高山」が


所で、この戸隠連峰はその昔(500年前)は海か湖で、隆起してから浸食され堅い所が残り、この様に屏風の様な山並みになりました。その証拠が、この写真です。 石が丸く粘土土に挟まれていますね!稜線の所々にあり

南側の「戸隠連山」を望む 屏風のキレットで「蟻の戸渡り」なんて言うクサリ場の連続があります。


さーあ、いよいよ高妻の稜線が見えた!


この辺の稜線には、高山植物が沢山あります。

これは、「シラネアオイ」の群落です。6月頃に来れば最高でしょね!


やっとこ、高妻の稜線へ 背丈の高い笹ヤブの登山道を


さーあ、いよいよ直下の登りが始まる。


ここでも、紅葉が


登り切ったら、下山中のおばさんが「頂上はこの先よ!」なんて言われた! エーェって感じ! 
何と、この様な岩並みを越えなければ。。。


やっと見えた、頂上が


着いたぞー 「高妻山」へ 12時30分頃到着! 避難小屋から3時間の長い登りでした。
早速に遅れた昼飯を頂く


頂上へ着いた頃には霧が巻き、残念にも頂上からの展望は出来ませんでした。残念無念!!
それでも、幻想的な写真が撮れました。



さあ!家に帰るには また登った道を。。。 実は下山が大変なのです。
それでも、登りと同じ様に美しい高山植物が。。。花の名前は調査中!


ヤマアジサイ


やっとこ午後5時頃に牧場に降りて来ました。
後ろを振り返りました。

まあ、今回の「高妻山」は大変とは聞いていましたが、これ程とは思いませんでした。
今日(25日)の午後当たりから、足に腰に痛くて痛くて!もう山は。。
所が痛みが無くなると、また山へ行きたくなりますが。。

最後まで見て頂きまして有り難うございました。

また、登ります。