金峰山へ再チャレンジ

金峰山  海抜2598m

「きんぷさん」または「きんぽうさん」とよばれ、南佐久郡川上村と甲府市の境にある。
したがって「信州百名山」にして「山梨百名山」、さらに「日本百名山」のひとつに数えられている名峰である。名峰たるゆえんは、堂々たる山容にして高山帯に属し、どこからでもそれと分かる頂上のシンボル五丈岩を聳立させていることか。高さこそ山群の最高峰北奥千丈岳にわずか譲るが、山の貫禄からすれば、奥秩父山群の盟主として君臨しているといってよい


今年の4月29日(土)、つまり5月の連休初日に、杏を提供して頂いている親戚のNさんと登りましたが
下界は良い天気でしたが、高度を上げるに従い積雪もあり途中で引き返そうと思いましたが、

苦労して登ったので行ける所までと言って結局、金峰山の小屋まで何とか着きましたが、


後30分と言う所で吹雪になってしまい、


泣き泣き下山をしました。
そんな事もあり、年内に是非に登りたかったので再チャレンジをしました。


金峰に登るには、長野県側からは2通りのコースがあります。
① 長野県から山梨県へ抜ける「大弛峠」(おおだるとうげ)2360mから2時間20分のコース
② 川上村川端下の奥、廻り目平キャンプ場の脇からの「西股沢」から3時間20分のコース
があります。
前回は②のコースで行き、断念しましたので、今回は楽な①のコースで行きましたが、

「何と!ウソー!」
峠までの道路が通行止めになっていました。しかも、今日からです。昨日までは通れたのに!!
いやいや!どうしたもんだね!


ここまで来て、帰るのは。。。 近道のコースのつもりで来たので時間に余裕がありませんでした。
ここへの到着時刻は10時30分でした。

さ〜て、どうするかな!?でした。 単純に3時間20分ですと、登頂予定時間は午後の1時50分となり
下山しての到着時間は、仮に2時に出発して4時20分の到着となりますね!!
良し!!決行と決めて単独登山としました。

この付近の山々は唐松林が多く、唐松が紅葉していました。


また、この地区は日本のヨセミテと言われる位、花崗岩の山々が沢山ありフリークライミングのメッカでもあり休日ともなれば大変に賑わいます。


廻り目平キャンプ場から約45分程度は、林道を行きます。


横に流れている金峰山川は、透き通っており綺麗な清流でした。


いよいよ林道から外れ、登山へ入ります。


1時間半程登りますと、林の間より「瑞牆山」(みずがきやま)が見えました。


その先は、歩きにくい木の根の多い登山道でした。


付近の稜線には、面白い岩が沢山ありました。


この辺まで来ますと、背の高いシャクナゲが目立ちました。


午後1時に金峰小屋に到着しました。

この写真の上の方が、頂上となります。25分程度の登りでしたので、そのまま休まずに登りました。


登り始めは、こんな背の低いハエマツが


振り返ると「瑞牆山」(みずがきやま)が見えました。


小屋の脇には、こんな面白い岩があります。


いよいよ、石の多い登りになりました。


そんな登山道の脇には、背の低い高山植物


頂上直下でシンボルの五丈岩(ごじょういわ)が見えて来ました。


やっとこ、稜線に出ました。面白い様な岩が!


頂上の看板が見えた!! 後少しだ!


午後1時30分登頂 これが金峰のシンポル「五丈岩」です。


この方向が、本来の①のコース方面です。


早速、昼飯の準備に掛かり、お湯を沸かし いつものみそ汁を作り昼食となる。
頂上にいた時間は、30分で午後2時に下山し始めました。
下山に要する目標時間を2時間とし、頑張って下りました。
午後の3時42分に無事に駐車場へ戻りました。

ここから、川上村を抜けて佐久市を通過して高速に乗り、午後6時30分頃に無事に自宅へ戻りました。