残暑の中の花の咲く  『 さるすべり 』

科名 ミソハギ科  属名 サルスベリ

園芸分類 落葉高木 別名 百日紅

原産地 中国南部  花期 7〜9月

花期が長いので、百日紅と呼ばれております。

花 枝先に円錐形の大きな花房をつくります。花弁は6弁で周辺が波打っています。


白、桃、淡紅、紅、藤色などの色のほか、覆輪の花もあります

と言うのが文献等に記載されている文章ですが名前が面白いですね。


この由来は、この木の幹にありまして、写真の様に表面が「 つるつる 」しており

でも滑ってしまい登れないと言う所から来ているのかな!


そんな、『 さるすべり 』の木が我が家にもあります。

これが、胴回り90cmと大きな長老木です。

少なくとも、200年以上は経過しているのでは無いかと思います。

我が家を新築する以前、いや私が生まれる以前から

ここに住んでいると聞いています。


実は、この 『 さるすべり 』の木は毎年、剪定が必要な木で

子守が大変なのです。

花芽は、新芽の先に咲きます。

つまり、ほっとけば ジャングル状態 になり、そのまま放置すると

アブラムシ等が集り、最後には「 うどんこ病 」になり

枝は「 真っ黒 」になってしまい、花が咲くどころではなくなります。



この老木も、実はここへ家を建てる前は前記の状態でしたが

私も「 これでは!ご先祖様に申し訳ない 」と思い、園芸の本、剪定の本を買って見よう見まねで

再生に試み、現在の様に この暑い時期に花を咲かせてくれます。

但し、春の新芽の頃から延べ3回程の 新芽剪定 しなければなりません。


写真は、剪定直後です。

早春に木酢液やアブラムシ対策の消毒を実施しなければなりません!



何年か前に、白花の存在を知り購入し 愛犬モコ の居る場所近くへ

植えてありまして、やはり この時期に 咲いてくれます。

近所の「 ミツバチ 」が急がしそうに蜜を探しにやってきます。

そんな、大変な子守の必要な『 さるすべり 』の木ですが

今年の様な、暑い!暑い!残暑ですが

清々しく咲いているのです。


この木は、挿し木で増えるそうです。

最近、背丈を改良された物が道路の脇に植わっているのを良く見ますが。。




所で、お盆になり我が家の長女が帰郷して来ました。

可愛い「 うさぎ 」と一緒に!


血統書付きの「 家うさぎ 」らしいが、やっぱり可愛いのですね。

名前は「 毛玉 」ちゃんと申します。


コブ付きで帰郷したので、問題は何処へ置いて置くか!

青箱の中でと思っていましたが、狭すぎるのと外が見えなくストレスがとの事で

結局、ご覧のように玄関を半分も占領されてしまいました。


玄関のタイルが冷たくて気持ち良さそうなので、良く横になって寝ています。



その娘と毛玉ちゃんは、今日の午後に帰京してしまいます。

あ〜あ!寂しくなってしまいます。



こんな、残暑が続く毎日ですので

愛犬のモコも、日に3度は居場所を代えられています。


涼しい、日陰を探しては。。

そうして、良く寝ます。


皆さん、まだまだ残暑が続きますがお体に注意してね!! 

では、またネ!