秋雨の晴れ間に散策 その 2

14日のブログの続きで

戸隠高原へ行った、次いでに折角 ここまで来たので「 一夜山 」へ登る事にしました。


関連のブログは、 2006.9.25  2007.4.13  5.21  6.18  8.13 にありますので遡って見てね!



一夜山 」(いちやさん)、面白い名前の山ですが 

「 ここに住む鬼共が自分たちの住み家を荒されては困ると、

一夜にして山を築きあげて妨害した山といい、

別名は「ひとよやま」または「夜出山(よんでさん)」という。 」

http://www8.shinmai.co.jp/yama/guide/000137.html


この山は、戸隠連山の一番南側にポツンとある単独の山です。


この山へは、旧鬼無里村(現長野市)より戸隠村(現長野市)へ抜ける大望峠の財又と言う集落より

行くのが正当であるが、昨年の豪雨でその道は通行止めになっているので


品沢高原と言う避暑地から、戸隠西岳の下を抜ける林道で向かいます。


新緑の頃の林道


この林道は、全面舗装された道路ですが、西岳直下の為に豪雨の後などはエライ事になっています。


この林道を進むと、今回初めてでしたが「 山猿 」の一軍に遭遇しました。

慌てて撮ったのでボケてしまった。


一夜山 」の頂上までは、直下に駐車場もあり約1時間程のハイキングとなります。

頂上には、通信施設の保守点検用に道路も付設されていますが、その登りはキツイです。

また、途中には奥裾花ダムの建設時に使用された採石場もあります。



こんな「 一夜山 」ですが、結構 山野草も多々あり 楽しみながら登れます。


これは、「 大文字草 」です。 花を拡大すると「 大 」の字に見えますね。


春に葉の中心から花を咲かせる「 ショウジョバカマ 」です。 来年の蕾が。。

春にはこんな花が


途中からは、新潟県境にある「 焼岳 」( 左奥 )「 火打山 」( 右奥 )を望む事が出来ます。


頂上の近くには、3本のブナの木があります。


5月20日の頃は、全くの枯れ木?状態!


これが頂上です。



実は、この頂上の周りに あの「 ヤマシャクヤク 」が沢山あります。

これを見るのが目的でした。

今年の5月20日に訪れた時は、「 ヤマシャクヤク 」が花芽を沢山付けていて感激しましたが


今回、その場所を探したが 背丈もある草のジャングル状態で全くの状態でした。


それでも、感を頼りにジャングルに入り「 ヤマシャクヤク 」を見つけました。またまた感激です。


花の咲いた後には、ご覧の様にタネが。。。


この山も、冬になれば1m以上の積雪もありますのでブナの幹も曲がっていますね。


ここからの景色も、結構なもので空気の冷たい時期は、自宅方面まで見渡せます。

逆に言えば、自宅の周辺からも見ることが出来ます。


鬼無里村を一望


戸隠西岳方面を望む

こんな時期に、登るのは私だけでしたので、ゆっくりと昼飯を食べてから下りました。



途中に「 トチの木 」を見つけました。  あの実でトチ餅が出来るのですが。。


原集落で「 」( あわ )を発見! もちろん作付けしている物ですが珍しいです。


市ノ瀬集落では、もう稲刈りをしていました。

以上が12日の登った「 一夜山 山行 」でした。


まだまだ、残暑が続きますが 皆さん! 頑張ってね!