ミチコレンゲ 雨の中 咲き始める

森の貴婦人 」や「 天女花 」と他の花からみれば羨まれるほどの高貴な名前を持つ花です。

純白の花びらはよく見ると表面がキラキラと輝き、うつむきながらとても綺麗な花を、咲かせます。

花言葉は『 変わらぬ愛 』です。


大山蓮華( オオヤマレンゲ ) の仲間で、花にもいろんな種類がありますが

この種類は ミチコレンゲ といい 八重咲きで 横張りが でて見応えがある品種で

美智子妃皇后 が大好きなことから由来します。


成長は非常に遅いです。

流通量が非常に少なく入手困難な商品です。

と、言うのが園芸屋さんの歌い文句ですが、この能書きは本当です。


4月の中旬ころには、葉っぱも広がり、枝の先には何やら花芽らしき物が見えます。


そして、5月になると、ハッキリ花芽が先端に


当家のミチコレンゲは、昨年の10月までは鉢で育てて、毎年に花を楽しんで来ましたが

10日に山野草畑4号を造成した時に、そこへ植え付けました。


やはり、植物は地面に降ろしてやると、葉っぱもイキイキして来ました。


5月の中旬頃になると、枝の先に着いた花芽の一番外皮の皮が剥がれ始め


あの、真っ白な花が見え始めました。


そして、雨上がりの今朝には、一つの花芽が開き始めました。


この数日間に、この様に満開になるでしょう。( 写真は昨年の満開時です。 )


このミチコレンゲの原種が、オオヤマレンゲ です。

オオヤマレンゲは、一回り大きな花を付けます。

丁度、お袋達の居る 八王子山中腹の別宅に1本あり

先週から、幾つもの花が咲いていました。



この仲間は、面白いタネ袋を持っていまして

その袋の中に、オレンジ色したタネがあります。


このオレンジの皮も、ハナミズキヤマボウシの様に発芽を抑制する物質があり

このままで、植え付けても発芽はしません。


オレンジの皮を武器にして、野鳥に食べてもらい、遠くへ運んでもらい、糞として排出されて

発芽をするのです。 なかなか、賢いですね。


オレンジの皮を剥くと、中に黒いタネが出て来ます。

これを、植え付けるのです。 

3年前に植え付けたタネが初芽して、こんな感じに成長しました。

もう少し大きくなったら、オークションにでも?なんて


関連ブログ
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20060804



その他、けさの家の回りの写真です。

先週末から、開花が始まった キウイ も もう実が見え始めました。


相変わらず、咲き誇る ヤマボウシ群達


これから、咲き始める サラサウツギ です。
 


これは、見事な花を咲かせますよ! ( 写真は、去年のものです。 ) 

これは、挿し木で増えます。 送料を持って頂ければお分けします。

但し、現定数のみですが。。


けさの小雨の中、愛犬モコと散歩して来て、一服している所です。

 

では、又ネ!