オヤジの  1

今年の夏に、私の父が亡くなったが

先日、東京に居る弟も来て

二人で、オヤジの部屋で遺品の物色を始めた。



オヤジに限らず、人間って それぞれの思いで 色々と集めるが

その人が亡くなれば、まあタダのゴミになってしまうのだね。



たぶん、私の集めた 趣味の石ころ や 記念硬貨山野草もね!!




特に、私のオヤジは 元、東京のNT*局の報道カメラマンだった。

その為か、まあ 一般の方と違い 写真が多く残っているのです。



長野県って、やはり都内に近かった事もあり

県内では、まあ色々な行事や事故がありました。

そのお陰で、そんな職業で飯が食えたのでしょうかね?



写真って、故人が思い出を残す為に

撮って、残すのですが

その映っている内容を知っている人が見れば、それは思い出となるが

知らなければ、ただのゴミ紙となるでしょうね。



写真と言えば、昨今では デジカメが主流ですが

一昔と言えば、私も使っている フィルムですね。


しかし、オヤジの時代は 一昔 と 二昔の時代なのです。


私も 聞いてはいたが 初めて 見ました。

ガラス乾板 と言う ネガが出て来た

それも、そのガラス乾板が売り出されていた頃の箱と一緒に!


「 さくら パンクロ F 乾板 」と書かれている。

そう、あの サクラカラー(小西六写真)品である。



この乾板って、ガラス面に 光に感光する乳剤を塗布してあり
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%99%E7%9C%9F%E4%B9%BE%E6%9D%BF

これに、写したい映像を焼き付けし現像をした ガラスのネガなのです。


その昔は、石油からプラスチックを作る技術がなかったので

この様な、ガラス乾板を使って 写真を撮っていました。

そして、一昔では プラスチックフィルムに乳剤を塗布し現像し
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0

ネガとしています。


そんな、珍しい箱を開けて見たら

オヤジが撮ったと思われる ガラスネガが 11枚 入っていました。


そのネガを見ると  爺さん? と 私?


私? と 母? と思われる人が写っている


所が、この乾板ネガだけでは 一般に私たちが見る写真と違い

見にくいのです。


つまり、プリントが必要となります。


でも、昨今では デジカメが主流の時代!

一昔のフィルム写真の現像する所も少なくなって来たご時世なので

この 乾板ネガを プリントしてくれる所は 皆無である。


オヤジは、確か 自宅に現像室を作ってあり ここで、白黒写真を現像していたが


そこで、文明の力 インターネットを使って調べたら

この二昔の 乾板ネガをプリントしてくれる所を探し当てました。


近日、そこへ この乾板ネガを送って プリントをしてもらう予定です。


さて、どんな写真が見られるのか! 楽しみにしています。



次回は、 高度成長時代の東京(都内)を写した写真を紹介しますね。







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