プルーン特集 07年度版の受注に関して

折角、見て頂きましたが 午後7持で予定数に達しました。

誠に申し訳ありませんが、来年にお願い致します。

   樹上完熟の店主  午後7持10分に




今年も、プルーンの季節が来ますした。




我が家の「 小粒のプルーン 」の オークション出品を調べてみますと2004年度からでした。

だが、04年度の落札メールは以前のWin98パソコンの中にあるらしく

不明でしたが、05年度〜06年度のメールは、しっかり保存がされていました。


過去のオークションのデータを見ますと

2004年では、プルーンの木も小さかったのか、約4?で2名様でした。

2005年は杏の落札者及びオークションで延べ5名様の実績でした。

2006年も同様でしたが、この時から親戚の大きなプルーンも扱い始めました。

 

さて、プルーンは 健康果実 として人気がある様ですが

私も栽培等に関して不安もありましたので文献を購入して研究を始めました。

それらの文献には、


1.肩こり、二日酔い、貧血に効くミネラル果実の魅力
  その果実には、無機質(ミネラル)やビタミンが多く含まれ健康食品として注目されています。

  日本食品標準成分表によると、プルーンの生果実にはミネラルの内

  カリウムをもっとも多く含み、次いでリン、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、鉄、亜鉛、銅

  マンガンなどを含んでいる。

  また、乾果実はこれらの成分が濃縮されて生果の2〜6倍となっている。

  カリウム−高血圧、脳卒中の予防    カルシウム−骨の強化、イライラ防止

  鉄−貧血予防、組織の活性化      ビタミン−健康増進、発ガン抑制



2.完熟生果のおいしさ

  元々は乾果用果実ですが、日本では収穫時期にあたる夏〜秋に降雨が多く

  乾果用果実としては、難しく主として生果用果実として栽培されています。

  市販の生果用として出荷されているプルーンは、完熟品は少なく

  消費者が完熟品を食べる機会は少なく、追熟した物が多い様です。

  樹上で完熟し、果実の水分が抜けて果こう(枝と果実をつなぐ果柄の付け根)部分が

  しわがよる位になったプルーン果実が大変に食味に優れるが

  こと、日本では収穫時の降雨等により、この完熟果実を出荷する事が難しいとの事です。

  完熟した食味の優れたプルーンの出荷には、成熟期と収穫適期の判断が大切であるが

  非常に難しい様です。



ところで、プルーンも多々の種類がありまして

世界では、原産地によって3タイプ( ユーラシア系、東アジア系、北アメリカ系 )に分けている様です。

日本にも、同じ仲間で「 スモモ 」と呼ばれています。

仲間にプラムもありますが、プルーンはやはり外国から来た果物でした。



杏の様に、早生種、中生種、晩生種に別れています。 つまり、早や出荷〜遅出荷別に

当家にあるプルーンの品種は「 スタンレイ 」で 晩生種 の仲間になります。



この「 スタンレイ 」品種の特性は、

アメリカで交雑により育成された物で、ここ長野県では、果実の成熟期は9月の中旬との事で

果実は30〜50g前後で果形は 楕円形、果皮は 青紫色 から 黒紫色 となる。

果肉は 黄緑色 から熟度が進むと 黄褐色 となる。

糖度は14%前後、酸度は3.5%程度で酸味はやや強く感じられます。

果汁は多く食味は中程度である。

着色が早いため、収穫時期の判定が 難しく 、未熟果を収穫すると酸味と渋味が強く食味が劣る。

核は離隔で裂果は降雨により多発する。自家和合性の為に結果は良く豊作性である。

と文献に書いてありますが、

やっぱり難しいのは 収穫のタイミング が!!

私は、軽く触って若干「 柔らかく 」なった時に収穫をしていますが

それでも、 全てが完熟 とはいかないで、選り分けての収穫が難しいです。



この 収穫時期 について下記の様に書かれています。

プルーンの果実は、裂果しやすく収穫後に軟化しやすいので、早取りされる傾向があります。

果肉が成熟する前に着色する為に収穫時期の判断が難しい。

早取りされた果実は、食味が劣り消費者よりの不評を買う事が多い。

スタンレイ 」品種は、柔らかみが出始める頃から スポンジの様な弾力ある触感 が適熟果となる。

それに、食べて食味をする事も大切な判定となります。




との事で、今年も頑張って見ますが、皆さん!この収穫時期の難しさが判って頂けると思います。
 
杏の様に、完熟に伴った 着色や果肉の柔らかさ でしたら、非常に楽だけどね!!


また、収穫後( 到着後 )の鮮度保持について

収穫した時の気温や輸送、到着した時の気温等によって果実の品質は低下しやすいので

速やかに次工程への加工をするか、0℃前後の低温での保存が望ましい様です。



次に、プルーンの食べ方ですが

農家では、一般的に「 生食 」を基本に収穫して出荷をしている様で

300〜500g程度をパックに入れていますね。

当然に販売もラップされて売っています。

出荷価格も高いので!!



加工について

次の様な加工方法が文献に載っていましたのでご紹介をしますと

1.乾燥果実 良くビニール袋等に入って売っていますね。(半生の物を)

2.エキス、ジュースとして  某メカーで小瓶に入った物を販売していますね。

3.ジャム

 4 〜 8 は料理の分野として

4.フライパンケーキ

5.ワイン煮

6.甘露煮

7.砂糖漬け

8.蒸しパン

一般的には、ジャム が多い様です。



ジャムの作り方( 昨年の購入者 東京のHさんより )

材料

フレッシュプルーン  種を除いて500グラム

レモン汁       大さじ 1

砂糖(プルーンの40〜50%) 200〜250グラム

? プルーンは洗って縦半割りにし(縦中央にぐるりとと切れ目を深く入れ左右の果肉互いに逆方向にひねる)種を除く


? ?にレモン汁をかけ、手で握りつぶす

? 耐酸性のなべに移しいれ中火にかけ、木杓子で静かに混ぜながら7〜8分煮る。

  途中で出たアクは除き、焦げそうなときは火を弱めるか水を少し加えるかする。

? 皮がとろけたら砂糖の半量を加え、火を弱め4〜5分煮る。

  さらに残りの砂糖を加え2~3分煮トローリとした状態で火を消す

* 焦げ付きやすいのでゆっくり混ぜながら煮る。

  乱暴に混ぜると小さな泡を含んでしまい消えなくなりので注意。

  砂糖を入れる前に皮が柔らかくなるまでよく煮てください。

この後の、瓶詰めは杏ジャムと同様となります。




それでは、今年のプルーンの販売に対してのルールを書きますので

1.「 ジャム用 」として収穫をします。( 樹上完熟状態で )
但し、多少の未熟品の混入はありますので、到着後の選別もしくは追熟を要します。

2.お一人様 5kgまで とし、1kg単位での受注とします。

受注状況により、増やす事は可能とします。

3.梱包は、杏の時と同じ簡易梱包ダンボール箱入れ)とします。

4.発送は、常温宅急便発送 で杏の時と同じ

5.収穫した状態での発送の為、虫食い、キズ、果実の大小 はあります。

6.お支払いは、杏の時と同じです。

7.加工方法や出来具合、味等のメール報告を下さい。 ブログに載せますので!!
収穫、発送は9月初旬頃より、樹上完熟度を見計りながら行い、早朝収穫し当日の発送を行う予定です。




今回は、私の家のプルーンの木

と親戚の畑の物を予定しております。


自宅のプルーンと親戚のプルーンは同じ「 スタンレイ 」品種です。

親戚の物の方が、多少大きさは大きいですが価格は同一とします。


販売価格ですが、2004年より価格を適用して

¥200円/kg とします。


ジャム用 」の 受注締め切り 8月末 までに



早く予約を頂いた方より 受注優先 としますので

予定受注数を越えましたら、ご勘弁下さいね!




尚、親戚の畑には「 生食用 」の大きな果実の品種もありますので

ご希望の方がいらしゃいましたら、分けて頂く事も出来ます。

但し、販売価格は多少とも高くなりますが!!

親戚の農家での出荷価格となります。後日の交渉で判明します。

最大で1.5kgまでとなります。
また、承り期間も限定となりますので、この種は 8月25日 と致しますので!!


尚、ジャム用と同時発注を頂きましても、種類が違いますので収穫時期が違い、一括梱包発送は出来ません。

つまり、送料が別に掛かりますので注意の事!!


今回のジャム用の受注状況により、オークション出品も行いますが

ブログでの受注を第一優先に行います。



すでに、予約されている方も何人かいらっしゃいますが

漏れが無い様にしたいので、恐れ入りますが再度の 確認メール をお願い致します。

初めてブログからの注文者は、次のアドレスへお願いします。

   Kanjuku107@hotmail.co.jp


私のホームアドレスを知っている方は、ホーム( 杏と同じ )へお願いします。

*****@orchid.plala.or.jp


発注される方は、「 ジャム用 」「 生食用 」と明記し

希望kg を指定して下さい。



それでは、宜しくお願い申し上げますね!


出来るだけ多くの方に対応する様にガンバリます。


4649ネ!