里山登山 鏡台山( きょうだいさん )へ

千曲市の みどりを守る会 主催の「 第1回鏡台山の昔の道を歩こう 」と言う

イベントに29日に友人のT君と参加をして来ました。


鏡台山と言う名の里山は、 姨捨山からの観月で月が昇る山 として

地元では親しまれている山です。  海抜1269m
http://www8.shinmai.co.jp/yama/guide/00093.html


この山行計画では、鏡台山へ登るルートでは最長のコースでしたが

私としては、この山の存在や山景は、時々登る冠着( かむりき )山から見ていたので

知ってはいますが、登るのは初めてでしたので参加して見ました。


午前8時30分に千曲市倉科( くらしな )地区公民館へ集合場所となっていました。

その公民館も初めてでしたので、最初は通り過ぎてしまい

地元の人に聞いた程です。


市の広報の4月号に掲載されていたので、主催者側では40名前後かな?と

思っていたら、何と!60名も来ました。


参加登録後、会長さんより趣旨説明とコース説明があり8時45分頃より

昔道を通っての登山が始まりました。

この地区からは、林道が中腹まで整備されていますが

古道を行きますので、この写真の右側の山より、尾根まで約350mの急登りでした。


薄暗いヒノキ等の植林された林を登り、雑木林を通って尾根まで登り上げるのです。


途中での休憩も、こんな坂道の中をそれぞれが休みます。


まあ、参ったよ! でも、こんな場所で こんなに山野草があるなんて思いもしなかったです。

写真の中央に マムシグサ  胴体がマムシの様な色です。


カンアオイの群落が


面白い花です。 みどりの矢に注目


花が咲いた後のミスミソウ( 雪割草の仲間 )


ヒトリシズカ


ヤブレガサ 確かに傘が破れた様な葉っぱですね。


10時頃に、やっとこ尾根に出て休憩です。


そんな、尾根の足下には 春蘭( しゅんらん )が咲いていました。


花を接写してみると、確かに蘭ですね。


その後、林道からの登り口へやって来ました。

 

車で来る人は、ここからのスタートになります。


更に、ゆるやかな笹がある登山道を


11時50分に、やっと北峰頂上への標識が! 未だ30分も!!


12時10分に北峰頂上に到着  ここは、林の中で全くの展望はありません。


その昔( 戦前 )は、地元の小学生達が、ここまで登って来て 綱引きや騎馬戦をした様で

その頃は、林も無く開けていた様です。


ここから、さらに15分で南峰の頂上へ向かいます。 写真の右中央の△です。

 

やっと、南峰の頂上へ12時23分に到着しました。


この南峰の頂上は、木を切って防火帯を作ってありますので景色が見る事が出来ます。


春の天気は晴れても、遠くの展望は霞がかかってしまい、こんな感じでした。


写真の右△が冠着( 1252m )で左が四阿屋( あずまや )山( 1387m )です。


また、この写真の↓は聖山( ひじりやま 1447m )です。


そして、更に見づらいですが 左矢印が戸隠連峰で右が高妻山( 2353m )です。

 

各人、 ここで遅き昼食を摂る。 

いつもの様に、ガスでお湯を沸かし、おむすびに味噌汁 そして食後のドリップコヒーを


食事後に参加者全員で記念撮影をしました。


頂上には、こんな標識がありました。


午後1時20分に下り始めました。 途中までは、もと来た道を

そして、違う道を通った沢道に 大きなサワグルミの木がありました。


また、林道へ出たと思ったら、いきなり沢へ下り始めました。


この沢を下ると、倉科地区の名勝「 三滝 」の頭にでます。


その沢道の途中には、こんなに大きな「 白花エンレイソウ 」がありました。


素晴らしいですね。 感激ものでした。

 

これが、三滝の頭です。


4時30分に、集合場所の倉科公民館へ到着しました。


あ〜!疲れた〜よ 早く家に帰って水分補給をしたい〜よ〜!!

こんな、面白い長い距離を久々に歩いた鏡台山里山登山でした。



じゃあ、またネ!