セツブンソウ 群生地情報 2013  その 1

先週は、暖かい日々が続き、庭の雪も消えました。

今年も、我が千曲市の市花に指定されている

「 セツブンソウ 」の群生地情報をお伝えします。


セツブンソウ ( 節分草 )は

その名前の通り 節分の頃に咲く山野草です。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%84%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6

自宅の屋内で咲いた( 1/30開花 )



一般的に、石灰岩のある場所での群生地が多いです。

埼玉県、栃木県、広島県など

ここ長野県では、松本市の横(波田町)、辰野町塩尻市、など

結構、ネット検索をしますとありますね。



ここ、千曲市にも セツブンソウの群生地が2ヶ所あります。

市内の東側(旧戸倉町)の シナノ鉄道戸倉(とぐら)駅の後側

桜で有名な 天狗公園の横にあります。



ここは、私の地元なので どうしても他地区より気持ちが入るのか

大群落だと思っております。

この写真は、2009年の時の写真で 素晴らしい光景でした。





それに、市内の北側の 倉科(くらしな)地区の山の中となります。


ここは、以前には もっと群生していた様ですが

周りの木々が大きくなったり、乱獲等で少ない様に思えますが

近年、地元の方達の努力で 元へ戻ろうとしています。

千曲市の群生地地図
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=210957673154198773644.0004bbfcaabe0171b1cb1&msa=0&brcurrent=3,0x601d9b781518be55:0xbf0aa318939fbb00,0&ie=UTF8&t=m&ll=36.51074,138.163376&spn=0.068986,0.219383&z=12&source=embed



たぶん、関東地区での群生地(秩父方面)では、

丁度、今頃から その開花を迎えようとしているでしょう。



さて、今年も 出来る限りリアルタイムで

そのセツブンソウの群生地(戸倉地籍と倉科地籍)報告をします。


さる、3日(日曜日)に行って来ました。


戸倉地籍 編


丁度、戸倉駅の裏手の山にあり 天狗公園の入口に駐車場があります。

群生地は、東側の山で 西向き斜面ですが ちょっと日陰になります。


林道がありますが林業道路で、駐車場もないので進入できません。


こんな林道を歩きますが、日陰の為に 未だ残雪がありました。


そう、この林道は 排水路がないので 

雪融けにより道路は、グジャグジャ状態になりますので

開花時期も含めて 長靴や登山靴等を推奨します。

サンダルはもちろん、スニカーでも 時に寄って 悲惨な事になりますので

お越しになる時は、注意が必要となります。


今年も、いつもの所に 杖が置いてありました。


林道は、右へ登って行きますが 神社の鳥居を抜ける近道も


しかし、未だ 雪道で 怖いです。


更に登って行くと、毎年 遅くまで残雪が残る 魔のカーブが


この時期、 林業関係者でも 相当、苦労して登っている様ですね。


林道脇には、こんな看板もあります。


これが、群生地の正面の3日の状況です。 


この残雪がある斜面に、セツブンソウがあります。


群生地に対して、手前 と 奥に この様な階段があります。


もう、セツブンソウを守る会で、落ち葉等を片づけてありました。


また、その階段脇にあった邪魔な樹木も切って整備されていました。


この山道の上斜面が群生地となりますが、ご覧の様に未だ、雪が


そんな斜面に目を近づけて見ると


もう、こんなに大きくなっていました。


但し、未だ 葉も軸も 枯れ葉と同化しており 慣れるまで 見つかりません。


それでは、そんな セツブンソウを ご紹介しますね。


枯れ葉の間から



モヤシの様ですね。



ご覧の様に 外葉に包まれた 花弁も見えますね。



兄弟なのかな?



早く、もっと暖かくなって。。と聞こえました。


これらのセツブンソウは、陽が当たりますと緑色になります。



今朝の我が家の庭の

最低気温は、−1度  昼間の最高気温 +11度 でしたので

昼間の気温が +15度程度が 3日も続けば 開花が予想されますが

週間の天気予報では、6、7日頃から気温の上昇がとか?!

もしかしたら、週末辺りに 初開花があるかも知れませんね!!

但し、見に行く方は 林道に残っている雪も溶けますので

それなりの覚悟が必要となりますよ!


ここは、西日の当たる所なので、晴れた午後が良いでしょう!!

この上部を見た限りでは、去年に比べて かなり期待が出来そうです。


去年も 数日、暖かい日が続いて 開花が始まったら

寒気が続き、積雪もあったりして 一度芽吹いたセツブンソウ達の後が

続かなかったので 近年にない少なかったと思います。

果たして、今年はどうなりますか?


また、週末に行って来ます。 

そして、報告をしますね。



倉科地籍 編


戸倉の群生地から 倉科へのハシゴですが

このまま、下って 国道18号で 更埴へ このルートが一番!


アマノジャクの私は、天狗公園の最上部から

宮坂峠を経由して、森地区へ向かう林道を行く。


ご覧の様に、残雪が! しかも、雪融けに伴い 落石もあり


乗用車での通過は、無理がありそうです。お薦め出来ません!!

森地区側も残雪があり、下りなので 怖いです。


高速 上信越道の上へ出ます。


ここから、倉科地区へ向かいます。



倉科地区に入りましたら、村落の真ん中の道を山に向かって

火の見、公民館を右に見て進み 三叉路を右に 三滝へ向かう


どんどん、山の中へ  雪が残っている。


薄暗い林を抜けて、いよいよ山の中へ



ありゃらら、通行止め!!




3/15まで通行止めの様です。


通行止めが解除されましたら、行って見ますね。



ここを過ぎて、山の中へ進むと 

右が三滝(みたき)真っ直ぐが樽滝(たるだき)と看板が

それを 樽滝の方へ(直進)進むと

数分で 倉科の群生地へ着きます。


群生地から山岳林道を5分程上ると 名勝 樽滝があります。

この道を ずんずん進むと 森地区の女陰の滝方向へ行きます。

脇見を注意する林道です。


千曲市では、今年も 各群生地での観察会が予定されています。

戸倉地区と倉科地区




今年もリアルタイムでお知らせをします。




私のブログでの過去のセツブンソウの記事も見てね。

2007年

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200703

2008年
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200802

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200803

2009年
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200902

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200903

2010年
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201002

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201003

2011年
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201102

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201103

2012年
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201202

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201203



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