寒さが緩む 早春に 花を咲かせるセツブンソウ
その北限とも言われる自然の群生地が
自宅から１０分以内の近くにあります。
この所の ポカポカ陽気に連れられて 昨日、行って見ました。
セツブンソウは、他の植物と少し違い 未だ、寒さが残る
この時期に、球根から芽を出して 花芽を持って茎が伸びて来ます。
そして、地上へ立ち上がったら 直ぐに 花を咲かせます。
名前の通り 節分の頃に咲く花なので セツブンソウと呼ばれています。
つまり、彼らは 他の植物が芽を出す前に花を咲かせて
受粉を行い タネを撒き散らして さっさと枯れてしまいます。
この間、長くて ２ヶ月程 地上に居る 珍しい植物です。
当地、千曲市で確認されている群生地は ２ヶ所あり
どちらかと言うと 朝日が当たらず 西日が当たる様な日陰の場所です。
だから、逆に 湿気等もあり 生き延びたのでしょうか？
文献では、主として石灰質の多い土壌で落葉広葉樹林帯の林床に
指定されている貴重な植物です。
その群生地の地積は、
千曲市でも 南北に別れていて
通称：天狗公園の南側（右の山斜面）となります。
北は、杏の里 森地区の北側
倉科（くらしな）地区の山斜面に
発見は、倉科地区の方が早く 戸倉地区は、近隣の市町村が合併して
千曲市になった頃 と 聞いています。
いずれも、地元の 山野草愛好家等は、昔から 知っていた様ですが
現状の把握の一環で、植生調査を数年に掛けて市民と専門家で
行った時に 初めて公になりました。
戸倉地籍の群生地へは、一般に２通りの行き方があります。
＊
Ｒ１８の戸倉の信号を長野に向かって右へ入る 細い道を
真っ直ぐ進むと しなの鉄道の踏切が ここを渡る。
そして、左へ曲がる（道は、手前と先にあるが一緒になる）
後は、看板通りらに 目標として 天狗公園を目指す
トイレ前、その道路反対側に 駐車場があり ここへ止める。
そして、ここから道路右に林道があるので歩きます。
群生地まで 徒歩で１０分〜１５分程度です。
https://www.google.co.jp/maps/@36.4910353,138.1560897,16.64z
＊
Ｒ１８の今井の信号を上田に向かって左へ曲がる
真っ直ぐ進むと しなの鉄道の踏切が ここを渡る。
後は、看板通りらに 目標として 天狗公園を目指す
トイレ前、その道路反対側に 駐車場があり ここへ止める。
そして、ここから道路右に林道があるので歩きます。
群生地まで 徒歩で１０分〜１５分程度です。
https://www.google.co.jp/maps/@36.4945568,138.1557019,16.85z
群生地までの林道を歩くが、いつもの年ですと雪が残っており
雪融け水が流れていたりしてグジャグジャなので長靴が欲しい
そんな訳で 長靴を履いて行ったが
今年は なんと！ 雪がなかった！！
それに、林道を歩き始めて直ぐに チェンソーの音が響いていた。
見たら、この林道に樹木が倒れて 道を塞いでいた。
どうも、先日のミゾレの様に重い雪で樹木が倒れた。
これを取り除いていました。
毎年、雪が残っていて 溶けては凍っていて 歩くのが怖い
魔のカーブにも 雪は 残っていなかった。
そして、群生地が見えた。
やはり、残雪はありませんでした。
早々に セツブンソウを探し始めましたら 岩肌の間から
花芽を持った セツブンソウが 芽を出していました。
でも、ここは陽当たりが悪い所で 冷え冷えの場所なので
そのセツブンソウの茎！ 凍っていました。
こんな悪環境下でも 彼らは生きているのです。
階段を登って 上の段の群生地へ行き 落ち葉を舐める様に
セツブンソウを探しましたら ここにも そっと芽がありました。
ここの場所の気温が ＋１０℃を越えると
彼らは、一斉に 落ち葉の間から 顔を出して来ると思います。
まぁ、ここでの見頃は ３月７日頃からのスタートでしょうか？
いずれも、今後の天気次第ですね。
自宅へ戻って来て 我が家のセツブンソウを探して見た。
地植えは、ツツジの下に
覗いて見たら ２つ程 咲く寸前でした。
また、鉢植えのものを 見ましたら
これも いよいよ開花する いい感じになっていました。
やはり、お日様が当たる所は 早いですね！
尚、見頃の頃になりますと 千曲市のＨｐにセツブンソウ情報が
載りますので覗いて見てね。
http://www.city.chikuma.lg.jp/
以下は、セツブンソウについての過去の記事です。
色々と、写真や説明がありますので覗いて見てね！
２００７．３．１０ http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20070310
２００７．３ 索引より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200703
２００８．２ 索引より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200802
２００８．３ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200803
２００９．２ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200902
２００９．３ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/200903
２０１０．２ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201002
２０１０．３ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201003
２０１１．２ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201102
２０１１．３ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201103
２０１２．２ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201202
２０１２．３ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201203
２０１３．３ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201203
２０１４．２ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201402
２０１４．３ 検索より http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/archive/201403
２０１５ 戸倉の http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20150313
２０１５ 我が家の http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20150225
じゃあ、またネ！
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