渋柿を焼酎で甘柿への変身の術!

連休の最後の日は、朝から久々に青空となった。

この時期の日の出時間は、当地の様な山国は遅いのである。

時間は、6時38分 東の五里が峰頂上の右側から朝日が昇ります。

そして、5分を過ぎれば こんなに清々しい最高の日和でした。


昨日は、妻と子供と母親を乗せて 日本海の海を見にドライブに行ったので

ちょっと、疲れてしまい 登山へ 行きそびれてしまった。


長野県の北部や2000m以上の高原では、紅葉が始まっています。


そんな訳で、自宅の回りにある 柿 の 試し採り をしました。


陽の当たる場所の柿は、いい色をし始めましたが

ちょっとでも日陰ですと、未だ 濃い緑色の未熟な柿です。


その採った 渋柿を 焼酎で 甘柿への 変身をさせる事にしました。

そこで、その工程を お教え致しますと


用意する物
  35度の漬け物用の焼酎、ドンブリ椀、新聞紙、大きめのビニール袋、

  適度のダンボール箱、輪ゴム ( ハサミも )


1.  柿の木から、もぎ取った柿は ヘタが ↓ の様になっている。


2.  その ヘタ のままですと、他の柿にキズが付くので、ハサミで切り取ります。


3.  35度の焼酎を用意する。 ( 飲料用の25度では、イマイチ )


4.  この位の大きいドンブリ碗を用意する。( 毎年、使っているので少し茶色になっている。 )

5.  このドンブリ碗に3〜4分目程、焼酎を入れる。

6.  この様に、ヘタを逆さになる様にして 焼酎に浸ける。( そのまま置いても良い )


7.  そして、柿を振って雫を取る。( この時にお椀の外へ漏れるので新聞紙等を )


8.  こんな感じに、ヘタに焼酎が着きます。


9.  ダンボールに大きめのビニール袋を入れる。

10. ヘタを下にして、焼酎を浸けた柿を並べていく。

11. 2段目は、ヘタを上にして並べていきます。

( 下の柿の表面と上の柿のヘタでキズが着かない様にする為 )


12. 3段目は、ヘタを下にして重ねます。

( ビニール袋とダンボール箱の大きさにより、適度の段数とする。 )


13. ビニール袋の7〜8分目程で柿を入れるのを止めて、袋の空気を出す。


14. 袋を捻って、密閉をする。


15. そして輪ゴム等で締める。 袋の端末で閉じても良いが、空気の出入れは禁止です。


もし、計量等をする場合は 13 で行う。


この状態で、常温保存をします。 

大体、10日前後で あの渋柿が、見事に 甘柿に 変身 しますので

箱や袋に、焼酎で加工した日付や完了予定日等を記入して下さい。

また、開封日を忘れない様にします。

開封の予定日が来ましたら、輪ゴムを外して 袋の中の柿を 試しに 食べて下さい。


A 甘かったら ・・・・ 全ての柿 を 袋から出して、 冷蔵庫等で保管して早めに食べて下さい。

B 渋かったら ・・・・ また、そのまま1 〜 2日後に試して下さい。 


この方法は、強制的に渋柿を甘柿へ変身させるので、このまま袋に入れて

忘れてしまうと、柿は腐ってしまいます。

袋から出して 冷蔵庫へ入れなかった時は、皮までが ふやふや になります。


お年寄りは、この柔らかくなった柿をスプーンで食べる人もいる程です。

また、ふやふや柿 を冷凍庫へ入れて 凍らしてから

お正月等に出して シャーベット にして食べる 通な 人もいます。

  

今日、リピター様やオークション落札者様宛のお送りするダンボール詰め品を

作りましたら、ダンボール9分目で 8kg も入りました。

目一杯に入れると、10kg弱になるかも! でも、 開梱時に袋を切ってしまう恐れがあるので

8kg仕様でお送りをする予定です。


もちろん、箱には 焼酎浸け開始日 と 予定開梱日 を明記して於きますので参考にして下さいね。


これから、日々に 樹上完熟状態 を見ながら 収穫し 加工 を行います。

加工しましたら、出来るだけ早くに お送りをしますね。

( 柿が堅いうちでしたら、輸送しても大丈夫なのです。 )


ご注文の方へは、順次お送りをしますね。 

そして、日々唾を飲み込んで 変身 するのをお待ち下さいね。


また、ネ!