当地は、まだ 梅雨入りしていない様です。
先週の末に 梅雨前線が日本海上にあった。
そして、北の冷たい低気圧の南下でその前線も太平洋上に停滞した。
お陰で、当地では 涼しい曇りと晴れ模様に いい感じである。
毎年、今頃になると 奥信州の奥里山へ行っています。
「 ブナの根回りと新緑を楽しみに野ノ海高原へ 」
上信越自動車道で、豊田飯山ICまで一っ飛びして、117号を走り
飯山市内を抜けて、千曲川沿いに北上して野沢温泉村を通り過ぎて
栄村の入口の平滝(標高300m)から、左に折れて 飯山線を越えて
つづら折りの山道をグングン登り走ります。
標高500m越えた辺りで こんな景色が見えます。
斜面に雪模様がある山は、苗場山で長野県側が急斜面となっています。
標高が800mを越える辺りから雪が見え始めました。
そして、ブナ林が
新緑で いい感じですね。
車を止めて 深呼吸して
少し、走ると こんな景色が そう、根開け です。
不思議な景色です。
その理由 諸説として
雪と木の光の反射率の違いです。
雪は白いので、光をほとんど反射して温まりにくくあまり溶けません。
しかし、木は黒にちかい色をしているので、光を吸収して温まります。
その熱が、木の回りの雪を溶かします。
また、春になると木が、活発になり地下水を多く吸い上げるようになります。
木の回りより、高い温度の地下水によって木が暖められるようです。
ハッキリした理由は、判りません。
地面に 残雪があるのに フナの芽吹き 新緑で最高でした。
更に上って行くと 野 ノ 海 と言う 池があります。
ようやく、氷が溶け始めた所でした。
新緑が美しい!
それにしても 未だ 沢山の雪が残っていますね。
1mは、あるかな?
この辺りの積雪は、4mは堅いと思われる豪雪地帯です。
池の近くに車を止めて、登山靴に履き替えてリュックを背負って
この先にある 新潟県との境にある 深坂峠へ歩き始める。
いつもなら、峠までは 車で行けるが 今年は、雪があります。
こんな所を歩きます。 足下は、涼しいが 日射しがあり暑い!
それに、黒くて小さい小蠅の様な虫が舞っており
顔も腕にも まとわりつき、時には 刺します。
もう、大変でした。
途中の林に タムシバと言う花木が咲いていました。
タムシバ =
モクレン科モクレン属の落葉小高木。
別名を「ニオイコブシ」といい、花には芳香がある。
早春に白い6弁花を葉に先立って咲かせる。
また、湿地に 水芭蕉が
咲いていました。
足下に、エンレイソウが もうじき咲くかな?!
それにしても 素晴らしい景色でした。
峠の手前にある池、ここも溶けたばかりでした。
いつもなら、サンショウウオの卵があるのだが!
20分程で峠に来た。 遠くに、米山が見える。
ここから、新潟県側への道路は土砂崩れで通行止めです。
ここで、いつもの様に ガスでお湯を沸かして
711の味噌汁を作り 持参した おにぎりを頂きました。
食事後に 辺りを散策したら
崖下に ショウジョバカマが咲いていた。
近寄って写真を撮ろうとするが、急斜面で残雪があり落下の恐れあり止めた。
その崖に イワナシが咲き始めていた。
当初、イワカガミと思っていた。図鑑を見たら 葉が違っていた。
そして、車へ戻り始めた。
途中で、捕虫網を持って 何か採っている2人が居た。
彼ら、東京から 早朝に出発して来たらしい(若い頃の俺に似ている)
「 蝶でも? と聞いたら クワガタ と! 」
採った虫を見たら 2cm程度の小さい。
聞くところ、羽や体の色が 素晴らしい発色をしているらしい
ブナの木肌模様も 自然で美しいですね!
そして、下界へ戻って 豊田飯山ICへ向かい
16時半には、自宅へ舞い戻っていました。
このブログは、1日で 何回も追加編集を行います。
その度に、改訂番号が変わります。
じゃあ、またネ!
ブログを読んで頂きまして有り難うございます。
コメントも 適当な名前で お書き下さい。
お待ちしています。
枝成り完熟専用のアドレスは、
kanjuku107@apost.plala.or.jp です。