3連休の初日に山へ

この3連休は、台風の北上や秋雨前線により長野県でもハッキリしない天気の様でしたが、初日(16日)は何とか良さそうでしたので菅平高原(すがだいら)より日本100名山の一つの 四阿山(あずまやま)海抜2354m と 根子岳(ねこだけ)海抜2207m へ旧友のTさんと登りましたので、写真を交えてご案内をします。

例によって「長野県日帰りの山」の文献では、
四阿山 … 100名山めぐりの人で賑わう、展望と花と歴史と三拍子そろう山
根子岳 … 善光寺平から仰ぎ見る広大なスロープ、花と展望に秀でる〜  


菅平高原は長野県の地図で長野市上田市の中間にあり群馬県との境にあります。
若い頃は良くスキーに毎週出掛けたものでした。
最近は夏のラグビー合宿が盛んな所ですしペンションや民宿、別荘もあり夏の高原野菜畑も多いです。


この写真は四阿山根子岳の真南の山より望みました写真です。
右側が四阿山で中程が根子岳です。登山ルートは、根子岳の下にある菅平牧場から直登になります。

その昔に(小学校6年の時に)学年全員で根子岳へ登りました。
その時に捕虫網を持って登り蝶でなく「野ウサギ」を捕ってしまい、頂上で放した事を思い出しました。

菅平牧場にある登山用の駐車場を望む(歩き始め5分程度で振り返る)

道端には、エゾリンドウ(青色)が沢山咲いていました。

また、マツムシソウ(薄青色)も沢山咲いていました。

牧場の脇を登ると白樺林となりました。

膝の辺りまで丈の低い笹があり、ここでもリンドウが。。。

登り始めて1時間程度で、白樺林を抜けると根子の山頂が見え始めた。(画面中央)
登山中に頂上が見えてしまうと、この先が結構長く感じるものです。

この登りがキツイ!あんな先にT君が

この辺になると近隣の山々が雲の上で顔を出す。(湯ノ丸高原の山々)

これから縦走する四阿山を望む(あそこまで行くの?!)

駐車場から1時間45分で根子岳の頂上に到着!!
到着時は我々だけで5分程後に、千葉市から来た夫婦が登って来ました。

菅平高原を望む

頂上で水分補給をし20分程休み、四阿山を目指す。
ここから200m下り、300m登ると言うコースとなります。1時間30分とか?

根子岳四阿山志賀高原から続く火山群の一つで、噴火を繰り返して出来た成層火山です。
今回の登る尾根は、火口の縁に当たる部分で直径約3kmもある大きな火山でしたが
大規模な水蒸気爆発で山の半分が無くなってしまい、半分の外輪山が残っている山です。
今から20万年〜75万年前の事ですが。。。
そんな訳で、登山道には溶岩で出来た岩が

途中、雲海の中にかすかに北信五岳の飯縄山(手前)と高妻山(後ろ)が見えた。

正面のピークが四阿山になります。

この笹藪の中にもリンドウが沢山ありました。

根子岳から200m下った所より根子岳を望む

ここから登りですが、笹が腰のあたりまであり前日の雨で滑りやすかったです。

いよいよ、本格的な登りへ(木の根っこが滑りやすい)

雲海から浅間山が見えました。(左側)

八ヶ岳連峰も(左奥)、右は信濃富士と呼ばれている蓼科山(たてしなやま)です。

根子岳山頂を出発して約1時間10分程で100名山の四阿山の山頂が見えた!

頂上直下の登山道は荒れてしまい、木道によって守られています。

11時20分頃に四阿山山頂に到着!根子岳を振り返る。人間の足って結構凄いなー!あそこから

さすがに100名山、頂上には10名程もいました。
我々もコンビニのおむすびとみそ汁で昼食を取りました。
もちろん、食後のドリップコヒー付きですが!

下山途中、菅平高原を望む スキー場が沢山ありますね

途中に常緑小低木「シラタマノキ」がありました。

高原はもう秋だね!ススキが、牧場が見えて来ましたのでもうすぐに

牧場の途中に素晴らしい白樺林が

早朝8時に牧場の駐車場を出発し、午後2時半に無事に帰って来ました。
T君は、早速 牧場の牛乳を飲んでいました。(1杯¥300円とか)
私は自宅でのビールが楽しみですので、水分は控えました。

以上が今回の登山でした。
これから、更に登りますのでお楽しみに。。。