坊寺山縦走と笠ヶ岳登山の続き

9月29日に親戚の2人とで志賀高原にある『坊寺山』と『笠ヶ岳』へ登りました。
この所、長野県の山々では熊の出没が騒がれており不安もありましたが、決行しました。
鈴を持ったり、出来るだけ会話をしながらの登山となります。


『坊寺山』へは通常、頂上にある三等三角点を目指して沢登り直登コースを選びますが、今回はこの直登コースで約70分と文献には書いてありましたが、頂上からの帰りは縦走コースを選びました。
行きは70分ですが、縦走コースは約100分も掛かるのです。
つまり、大変な縦走となるだろう思いました様に、やっぱり登山道がイマイチ明確ではありませんでした。
この辺は、冬には2〜3mの降雪がある場所です。

笠ヶ岳』へ登る前の足慣らしのつもりでしたが、とんでもない山でした。


登り口で、「あそこを登ってあそこへ……なんて見ている」


途中の白樺林はきれいでした。


さあ、いよいよ「沢登り」が始まる! 大小の石が重なった沢で水は乾いてなかったでした。


鞍へ出て、北の方を見ますと東館山(中央三角山)が見え、下側が発哺(ほっぽ)温泉となります。
左奥が長野オリンピックでの会場の焼額山(やけびたい)になります。


南東方向には、横手山(よこてやま)があります。この山は、ここ志賀高原でも一番高く海抜は2305mも
あり昔から関東エリアよりTV、電話等の中継基地のある所です。
現在では、駐車場から「動く歩道」を使ってリフトで誰でも頂上へ登れます。
この山の向こうが群馬県で活火山(休火山)の白根山があり、その麓に「草津温泉」や「万座温泉」があります。


結構、素晴らしいガケがあります。


コメツガの木にツタ?が絡みつき、紅葉していました。


東側には志賀山(2037m)の山並みが


また、午後に登る『笠ヶ岳』も良く見えました。


この坊寺山にはコメツガが大半を占めているが、こんな所には珍しく「五葉松」の大木があります。
左の人間と比べても、かなり大きいです。こんな豪雪な山に!不思議でした。


結構な縦走路でしたが、やっと楽になりました。写真の右端の山から尾根伝いに帰って来ました。



次に『笠ヶ岳』(海抜2075m)へ登る予定ですが、まず昼飯を食べてから車で約20分程の移動となります。
笠峠(海抜1900m)に1軒ある峠の茶屋脇の駐車場に車を置き、標高差175mの直登となります。


峠から頂上が見えますし、8合目程度まで整備された擬木階段(プラスチック)が設置されており、イマイチ味気のない登山道でした。ただ、一気に直登となりますので、一歩一歩が高度を稼ぐ為息切れが……。


延々と歩幅に合わせた階段が続く……



息切れの中、途中途中で休みますと下界の景色が… 湯田中温泉方面です。


8合目に来ると、右左に別れます。
 



右は女坂(ロープ登り)で


左は男坂(クサリ登り)となり結構、楽しませてくれます。


もちろん、私は男坂へ! 他の二人は女坂へ…。


頂上は岩だらけで結構な景色が楽しめましたが、遠くはモヤが掛かりイマイチでした。
本来ですと、南東に浅間山 北東には苗場山 北西には高妻山妙高山が! 南南西には白馬三山となるはずでしたが!!


車を置いた駐車場側と帰りの道が…。 この道を下り高山村へ抜けて、須坂市〜高速で帰ります。
 


下った所は、松川渓谷となり、「七味」、「五味」、「高山」、「山田」、「子安」、「蕨」と言う温泉が沢山あり、この内一番奥にある「七味温泉」へ¥500円で天然の温泉に入りました。
白く濁った湯花が沢山あり、硫黄の臭いもあり最高の野天風呂でした。
 

他の二人は、お風呂上がりに美味しいピールを飲んで満足していました。
私も、飲みたかったのですが、酔っぱらい運転になるし、未だ家まで一時間以上掛かるので……。



9月30日(土曜日)は、上京して『石おたく』を満喫しました。
新宿のセンチュリーハイアット地下のスペースセブンイベント会場で東京国際ミネラル協会主催の「国際ミネラルアート&ジェム展」へ行って来ました。
簡単に言えば、『石(鉱石、鉱物)』の展示即売会です。
内外のバイヤーが集まり、鉱物や化石、宝石の一歩手前の物を展示販売します。
一部を紹介します。

インカローズと言う鉱物で、かなりの値段ですね!


ルビーの塊 g/100円でした。


南インドのルビーの入った原石


の帰りに、「秋葉原」へ寄り
今、流行の「メイド喫茶」たるものを見たかった。
恥ずかしくて、さすがに入店は出来ませんでした。

メイド喫茶の「呼び込み」?


その喫茶店の前にある看板?


まあ!世の中は面白い時代になったもんですね。


最後まで見て頂きまして有り難うございます。
今週の週末には三連休があるので、また何処かへ登ります。