本格的に柿の収穫を

いよいよ、本格的な柿の収穫が始まった。
何せ!一人で全てを行う為に段取り良く始めないと。。。
その収穫は朝8時〜スタートしました。
今日の柿の木は木に登らなくても良い木なので、三脚での対応です。
ただ、私の場合は収穫と剪定も兼ねているので、結構な手間で時間も掛かります。
先週からの剪定の木も貯まっており、今日は焚き火をしながらの収穫になりました。
また、未だ樹上未熟の柿もあるので、それを除いての収穫になりました。


結局、収穫箱で8箱も採れました。



これは、全て「焼酎での甘柿へ」に加工をします。
何せ、これを待ち望んでいる年寄りが多くおりまして、収穫と加工は「その喜び」の為にやっています。


収穫した柿のヘタの部分に残っている枝をハサミで短く切ります。

(写真がボケてごめんね!)


また、完熟品と半完熟品を分けます。


いよいよ、35度の焼酎を一寸深い皿に入れます。(丁度、ヘタが被る程度)


大量に焼酎で酔わせる為に、私はコンテナを使用しています。
漬け物用の角ビニール袋をこの箱に開き入れ、柿に焼酎を浸けて1段ずつ並べます。

この時にヘタを下にして並べます。
どうしても重さが掛かり、下の柿が潰れてしまうので!


交互に重ねていきます。


ある程度重ねたら、ビニール袋を閉じる準備をします。


ビニールのたるみを直しながら、空気を抜いて閉じます。
この時に焼酎と柿の甘い匂いが立ち込みます。私が酔ってしまいそうです。

輪ゴム等で口を縛ります。


これで1箱上がり!


10分もすれば袋の中の柿は「酔っぱらって」水滴が付いてきます。


こんな具合で、今日は5箱作りました。1箱に大体20㎏は入る計算ですので100㎏も仕込みました。
これで1週間〜10日で人工的に熟成されます。
不思議ですね! これで、あの渋さが甘さに変化するのですから。。。
誰が最初に発見したのでしょか?ね!

私は、この箱の状態で父母や親戚に渡してしまいます。手元には1箱だけ残ります。


今度、皆さんも挑戦して見て下さい。


以上、