初日の1日(土曜日)は、友人のT君が 「 保福寺峠 」へ行きたいとの事で
例のごとく、昼飯を711で買い込み出掛けました。
ここへは、2006年の9月27日に単独で訪れています。
この峠は、今では忘れられた古道の 東山道 の峠となります。
信州の東信地区 小県郡青木村 と 東筑摩郡四賀村(現松本市)を結ぶ
http://mapbinder.com/Map/Japan/Nagano/Matsumoto/Shiga/Hofukuji/Hofukuji.html
また、ネット情報によると、
旅行記の冒頭、1891年の夏に、上田から松本を目指して保福寺峠を上り詰めたところでの描写。このほか、全体に夏の日本のアルプスの爽快感あふれる様子が堪能でき、思わず山登りに出かけたくなってしまう。
そんな、峠で 今はひっそりとした峠です。
ここへは、上田市から青木村へ向かいますと 青木村のシンポル的な山子檀嶺岳(こまゆみだけ)
の裾野から左に折れて もう一つのシンボルな山 夫神山(おがみやま) の麓を
通りの沓掛(くつかけ)温泉手前から入奈良本牧場を目指します。
保福寺峠までの林道は、あまり車両の通行も少なく、道路脇には
マムシグサの真っ赤な実がありました。
お昼頃に峠に着き、北アルプス方向を望みましたが、残念ながらアルプスは雲の中でした。
ウォルター・ウェストンが見た北アルプスを見たかったですが、残念でした。
この峠で、取り合えず昼食にしてから 峠を少し行った所から左に未舗装の林道があります。
この林道こそが、今回の目的の林道です。
保福寺峠 〜 三才(みさやま)峠 〜 武石峠 まで行かれますが、荒れた未舗装の林道となります。
ゆっくりと進むと、林道に カモシカ が こちらを見ていました。(熊かと思いました。)
遠くに上田市が見えました。
そして、眼下には 三才トンネルへ続く道路や鹿教湯(かけゆ)温泉が見えました。
三才トンネルの真上には、三才峠があり東山道の脇道だったとの事でした。
反対側の松本側には、戸屋峰に続く山々と三才トンネルへ続く道路が見えます。
この林道は、ご覧の様に 右は崖(下) 左も崖(上) の連続です。
ガードレールも無い場所が多く、怖い林道です。
景色や道路脇の岩肌を見ながら進み、やっと武石峠まで来ました。
武石峠から逆に向かう場合、写真の様に 全面通行止 になっていました。
もちろん、車は通れる様になっていましたが。。
北アルプスの見える場所へ来ましたら、雲海の上に 槍ヶ岳 が!
そして、車を置き 武石峰(1973m)まで行って見ることにしました。
武石峰からは、美ヶ原のシンボルのテレビ塔が
この美ヶ原は、長野県の中心にあり、長野市、松本市、上田市等が見渡せますので
昔から、ここにテレビ塔を設置しています。
ここは、展望が良いので
浅間山(2568m)まで良く展望が出来ます。
但し、ここからテレビ塔の向こう側へは、一般車は通行止めですので
武石峠まで戻り、旧武石村(現上田市)へ降りて、自宅へ舞い戻って来ました。
明日は、2日目の車坂峠 〜 地蔵峠 編を書きますね。 (記録が4日遅れています。)
また、ネ!