11月前半の連休は

初日の1日(土曜日)は、友人のT君が 「 保福寺峠 」へ行きたいとの事で

例のごとく、昼飯を711で買い込み出掛けました。


ここへは、2006年の9月27日に単独で訪れています。

この峠は、今では忘れられた古道の 東山道 の峠となります。


信州の東信地区 小県郡青木村 と 東筑摩郡四賀村(現松本市)を結ぶ

深山奥にある峠です。  
http://www.nagano-tabi.net/contents/Search/index.php?mode=disdetailsisetu&cityid=38&junleid=3&indexid=2

http://mapbinder.com/Map/Japan/Nagano/Matsumoto/Shiga/Hofukuji/Hofukuji.html

また、ネット情報によると、
旅行記の冒頭、1891年の夏に、上田から松本を目指して保福寺峠を上り詰めたところでの描写。このほか、全体に夏の日本のアルプスの爽快感あふれる様子が堪能でき、思わず山登りに出かけたくなってしまう。

ウォルター・ウェストン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3

そんな、峠で 今はひっそりとした峠です。


ここへは、上田市から青木村へ向かいますと 青木村のシンポル的な山子檀嶺岳(こまゆみだけ)


の裾野から左に折れて もう一つのシンボルな山 夫神山(おがみやま) の麓を


通りの沓掛(くつかけ)温泉手前から入奈良本牧場を目指します。


保福寺峠までの林道は、あまり車両の通行も少なく、道路脇には

マムシグサの真っ赤な実がありました。


お昼頃に峠に着き、北アルプス方向を望みましたが、残念ながらアルプスは雲の中でした。


ウォルター・ウェストンが見た北アルプスを見たかったですが、残念でした。


この峠で、取り合えず昼食にしてから 峠を少し行った所から左に未舗装の林道があります。

この林道こそが、今回の目的の林道です。


保福寺峠 〜 三才(みさやま)峠 〜 武石峠 まで行かれますが、荒れた未舗装の林道となります。


ゆっくりと進むと、林道に カモシカ が こちらを見ていました。(熊かと思いました。)


遠くに上田市が見えました。


そして、眼下には 三才トンネルへ続く道路や鹿教湯(かけゆ)温泉が見えました。


三才トンネルの真上には、三才峠があり東山道の脇道だったとの事でした。


その脇道も、ご覧の様に 道らしき道?が残っていました。


反対側の松本側には、戸屋峰に続く山々と三才トンネルへ続く道路が見えます。


その三才峠から、更に進むと こんな面白い岩があります。


烏帽子(えぼし)岩です。 なかなか、迫力のある岩ですね。


この林道は、ご覧の様に 右は崖(下) 左も崖(上) の連続です。

ガードレールも無い場所が多く、怖い林道です。


景色や道路脇の岩肌を見ながら進み、やっと武石峠まで来ました。

武石峠から逆に向かう場合、写真の様に 全面通行止 になっていました。

もちろん、車は通れる様になっていましたが。。


この武石峠から、美ヶ原へ向かいました。


北アルプスの見える場所へ来ましたら、雲海の上に 槍ヶ岳 が!


そして、車を置き 武石峰(1973m)まで行って見ることにしました。


武石峰からは、美ヶ原のシンボルのテレビ塔


この美ヶ原は、長野県の中心にあり、長野市松本市上田市等が見渡せますので

昔から、ここにテレビ塔を設置しています。


ここは、展望が良いので

信濃富士とも言われている 蓼科山(2530m)や


浅間山(2568m)まで良く展望が出来ます。


但し、ここからテレビ塔の向こう側へは、一般車は通行止めですので

武石峠まで戻り、旧武石村(現上田市)へ降りて、自宅へ舞い戻って来ました。


明日は、2日目の車坂峠 〜 地蔵峠 編を書きますね。 (記録が4日遅れています。)


また、ネ!