厳寒の晴れ間に 黒斑(くろふ)山へ

昨日も、放射冷却の影響か 早朝は冷え込んだ!

最低温度は、−5度を示していた。


でも、天気予報では 午前中は快晴との事でしたので

久々に 雪山へ単独で登山に行きました。


いつもの様に 愛犬モコ稚を連れて 早朝散歩に

そして、ちょっと早めの朝食を食べて いざ、セカンドカーへ飛び乗る。

目的地は、小諸(こもろ)市の郊外にある 車坂峠から黒斑山へ


( 去年の8月に登っている )
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090820


ここへは、当地から国道18号を上るが やはりこの時間は通勤ラッシュにハマル。

国道へ出るのに、3回も信号で引っ掛かる。


坂城(さかき)インターから 上信越道へ ETC通過 ( 8時12分 )


そして、小諸インターで降りる ( 8時半 ) 約18分で 山麓

通勤割引だったのか? 料金は¥350円でした。 便利になった。


ここからは、一旦 あさまサンラインへ

目的地が見え始めました。 ( 中央 電柱の左 )



そして、チェリーパークラインで一気に 海抜1973mの車坂峠を目指す。


この所、快晴が続いていたので 道路の脇には雪が残っているものの

道路は乾いていた。


ただ、頂上手前の日影道は ちょっと怖い状態でしたが


我が、愛車は 快調に 登った。


さすがに、峠頂上は2000m近いので 雪もたっぷりと残っていましたが


登山ハイカーの為に、駐車場は除雪してありました。


ここから、左奥が アサマ2000パークと言うスキー場 左が高峰山となります。


こちらは、右尾根を上り 黒斑(くろふ)山を目指します。

この黒斑山は、あの活火山 浅間山の外輪山の一つで 

ここから見る 浅間山は 最高です。 ( 現在、火口へは近づけない )



その 浅間山の写真、道中の景色写真 を 撮りに向かいます。

今月に入り、雨模様もあった様で 雪面登山道は、堅い様だったので

スノーシューを履くのを止めて、6爪アイゼンを使う事にしました。


( スタート9時20分 )  結果的に アイゼンが正解でした。


ただ、最初の一歩( 車坂山へまで )がキツイのです。


振り返ると、水の塔 東篭の塔山が 素晴らしい青空ですね。


段々と 急坂に 息が切れる それでも 汗は出ない 風もない。


約20分程 上ると 稜線の合間より 八ヶ岳連峰と蓼科山が見えました。

そして、右奥に 中央アルプスの山並みが


この辺りから シャクナゲが目立ち始めました。

去年の 花殻 と 今年の蕾が 葉は寒さと降雪の為か下を向いていますね。 


約1時間程で 尾根倉へ  かなり、積雪あり


そして こんな 雪の登山道を通ります。


振り返ると、こんな風景が 中央に 北アルプスが望めました。


何しろ、今日は 最高の天気なので ちょっと登っては、パチリと ね。


10時51分に 初めて 浅間山が 見えた!!

 

しばらく進むと、

火山シェルターが雪に埋まっていた( 緊急時の退避小屋 )


それにしても、浅間は 美しいね。

( 後で左側の崖道を登ります。 )


こんな 雪道を登ると 外輪山の淵へ出ます。

それにしても 息が切れる!!


すると、浅間山 や 湯の平、外輪山等が一望をする事が出来ます。


いよいよ、最後の崖道を登ると トーミの頭 と呼ばれる景勝地です。

ここでは、更に最高の景色が楽しめます。


ここまでの道中

中級デジカメは 撮る度に ザックから出し入れしていたが

面倒だったので、途中から 首にぶら下げていた。

所が、絶景地へ来て 撮ろうとすると 何と! 氷ってしまった!!

ズームが利かないのである。 ( 内部の油が高粘度に )


確かに、晴れてはいるが 風が 超冷たい!!

そんな事を想定して 頭と顔は 顔だけが出るフリースを被っていたので

難を逃れたが。。。  たぶん、体感温度は −15度以下と想定します。


トーミの頭は、風が強くて 立ってはいられない位だったので

首から下げていた、防水カメラで 早々に撮る。

このカメラは、確か−10度まで可能だったと思う。


ここから、左の林へ 外輪山に沿って行くと 浅間の監視カメラが


そして、11時半に黒斑山に到着した。

道中で抜かれた登山者の方々と合流をした。

私は、携帯ポットから 暖かい紅茶を出して パンでの昼食を

この景色を目の前にして、頂きました。


登山者に、 どこから? と聞くと

都内、新潟県十日町)、佐久市浅科村)との事でした。



都内の方は、今の時期の方が安く来れる と言っていました。

それは、車坂峠にある アサマ2000パークスキー場への直行バスを

使うと、スキーリフト代込みで ¥3700円前後 で来れるとか

帰りはビールを飲んで。。。  なんて 言っていました。 

なかなかのロケーションの山ですね。

昼食も早々にして、戻る。

 

ここまでの道中での 木々の間だから見る 浅間も 絵になる。


下りは、心臓に負担がないので 息もきれないし 景色が気になるのです。


それでは、その素晴らしい 浅間山の景色を ご覧下さいね。 

( 中級カメラにて  )






火口から煙が




また、望遠で 北信の山々


右(妙高山) 後右白(火打山) 後白△(焼山) 中央手前(黒姫山
その左奥(天狗原、金山) その左奥(雨飾山) 左手前(飯縄山


更に、左へ寄せると

右手前(飯縄山) 中央右(高妻山) 左へ(戸隠連峰


飯縄山高妻山の拡大



白馬連峰を望むと

手前(東篭の塔山) 左手前(烏帽子岳


白馬三山拡大


まあ、あまりに素晴らしい景色で 降りて来るのが惜しいのである。


結局、午後1時半に駐車場へ着く

この駐車場には 高峰高原ビジターセンター と言う 素晴らしい建物があります。
http://www.nagano-tabi.net/contents/Search/index.php?mode=disdetailsisetu&cityid=8&junleid=48&indexid=2

「高峰高原ビジターセンター」は、登山客や観光客への情報案内の拠点にしようと、
ASAMA2000パークを運営する渡辺パイプが、総事業費およそ2億円で、
建設を進めてきたものです。

何しろ、水洗トイレ( 手洗い水道は、何と お湯が出た! )

も併設されているので有り難い。


また、2階には 喫茶もあり 美味しいコヒーが¥350円で頂ける。


頂上で会った、十日町から来た人と 登山について語り合った。


黒斑山、浅間山、高峰山へ ハイキングに行って来て

ここで、休息が出来るのです。 夢の様な観光地です。

お薦めの場所です。



帰りは、行きの 逆さまで 上信越道を下る


午後3時10分には、自宅で お茶していました。



では、またネ!!