『 セツブンソウ 』の観察記録 1

セツブンソウってなぁに!

セツブンソウは文献では、キンポウゲ科に属して、多年草です。 漢字で 節分草 と書きます。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/ranunculaceae/setsubunsou/setubunsou.htm

「 春の花 」、旧暦の「 節分 」に花が咲く、その名前には早春の香りがいっぱいです。


春の光がそそぐと、風も暖かくなり凍土の下で眠っているセツブンソウの塊茎( 球根 )が

霜を押し分け、花柄と根出芽を一斉に伸ばし始めます。 

輝く緑葉の上で清楚な趣に満ちあふれた花を覗かせます。

可憐な妖精は、冬枯れしていた山麓の斜面を次々と真っ白に飾って行き、いち早く春の到来を告げます。


地上に姿を見せている期間は短く、木々が茂る頃には葉は枯れて、翌年の春まで地下で眠ります。


ウメの花の様な5〜8枚の花弁は、ガク片が花弁状に変化したもので、本当の花弁ではありません。

まれに自生地では、花柄と葉柄が緑色で白色の葯を持った 素心花と呼ばれるものや、ガク片数の

多い多弁花、それに緑花などが見つかります。


生育地は、関東地方から西の限られた地域の雑木林の斜面などに自生しており、とくに石灰岩が産出される

地方に多く分布している様です。 


花期は、一般的には2月〜3月頃となりますが、ここ千曲市では3月〜4月頃となります。


葉や茎は4月下旬以降に枯れて休眠をし、地下茎の活動は10月頃から始まります。

たぶん、今頃は活発に動いているだろうね。

花後に袋果が割れてタネが落下します。


発芽の1年目は1枚の丸葉で、カイワレ状です。

2年目から細く切れ込んだ葉になり、花が咲くまで3年目程かかります。


上記の文章の文献は、
「育ててみたい山野草 春」 日本放送協会 ¥1.300円 
「育てる山野草」 ひかりのくに ¥2.000円   より参考にしました。



次回は、千曲市のどこにあるか?を記載します。


じぁあ、またネ!