ブランド 紅ヤマシャクヤク 初開花!

緋宝(ひほう)
http://www.rareplants.co.jp/paeonia.htm

2006年に、こんな小さな苗の 緋宝 を軽井沢山草園(追分)で

購入して、育て今年(3年目)にして開花しました。

購入した苗は、ご覧の様に 葉っぱが4枚だけのひ弱そうな物でした。


たぶん、前年度(2005年)に発芽した苗でしょうかね。

ところが、翌年(2007年)には葉っぱが3枚になったしまった。


何か、問題でも有ったのか?

そして、今年の3月には 2芽 となって発芽し始めました。 嬉しかったです。


たぶん、昨年は根っこに精力を注ぎ込んだ様です。

4月には、順調に伸び始めました。


4月末には、この様に葉っぱも広げました。


そんな中、連休の始め頃に 何か蕾と思われる物が 2個 も


そして、手前の蕾が赤くなって来ました。

5月6日 〜 7日 に満開 となりました。

しかし、7日の早朝に満開でしたが、夕方には1〜2枚の花びらが散っていました。


やっぱり、他のヤマシャクヤクと同様に 中2日程度でした。

それにしても、可愛い紅花でした。 でも、未だ後にもう1個の蕾が。。


この 緋宝 と言う品種は

山形県の山奥で発見された物で、ワインレッドの花が特長の様です。



口紅ヤマシャクヤク

どうも、この口紅ヤマシャクヤクは愛好家が作り出した品種の様です。

これと同じ様な名前で 爪紅花 と呼ばれている様だ!


これも、2006年に、こんな小さな苗の 口紅 を軽井沢山草園(追分)で

購入して、育て今年(3年目)にして開花しました。

購入した頃は、こんなに小さかったです。


1年目の秋には、こんな面白い葉っぱでした。 他のヤマシャクに比べて緑が濃いでした。


2007年は、力強い茎となりました。


また、その年の秋には 去年と同様な葉っぱとなりました。


そして、今年 何と3芽も出て来ました。


その3芽も、素晴らしい茎に成長して、


何と3芽、それぞれに花芽が


これには、ビックリしました。

5月になったら、いよいよ開花の為に白く変身して来ました。


いよいよ、開花直前です。 良く見ると、花びらの回りが薄くピンクかかっている!


納得しました。 口紅 の意味が!!


でも、その口紅ヤマシャクヤクも連休中に開花し花びらは、もうありません。

本当に、ヤマシャクヤクの花は早く散ってしまいますね。



会津くれない
http://www.hurusato-minamiaizu.com/minamiaizu/inninfo/SHFC4/item/shfc4-001/

2006年12月に福島県山野草やさんのオークションで購入しました。

購入時に、こんな質問をしました。

1.このヤマシャクの親は会津産ですね?
回答、 福島県会津産です。

2.現在でも親は自然界に存在しているのでしょうか?
回答、現在では親は自然界に存在してはいないと思います。

3.その自然界での写真はありますか?
回答、私どもが採取したのではありませんので写真は有りません。

4.これは実生苗の何年目でしょうか?
回答、実生4〜5年物です。

5.会津くれないと言う名前は誰が付けたのでしょうか?
回答、名付けに関しては現在生産をしている方が付けました。会津のかたです。



翌年には、信州の気候に慣れたのか、芽が出ました。


そして、立派な茎と葉っぱになりました。


今年になって、他のヤマシャクヤク達が花を咲かせているのに

未だ、芽も出ませんでした。 もしかしたら枯れた?とも思いましたが

4月の末に、何と3芽も顔を出しました。


5月の連休には、日差しを受けてグングンと茎が延びました。


今朝、よくよく見ると 何と 花芽 があるではありませんか!!


これからが、楽しみです。



紅花ヤマシャクヤクは、日本でも各地にありますが

今日では、自然界での自生は少ない様で、私も未だ開花している所を

見た事がありません。


この様な、ブランド紅花ヤマシャクヤクは愛好家達の仲間や

山野草店では、高価に取引がされている品種となります。


この様に、初めて咲いた年は 咲かせる為のエネルギーが相当なので

タネまで採る訳にはいきませんので、タネが出来る前に

摘み取ってしまい、来年に花を咲かせてタネを採取したいと思っています。


一般的に、紅花は一般的な白花に比べて発芽や開花が遅い(1ヶ月程)様です。

この他に、紅花のタネを購入して実生からスタートしている

苗鉢が沢山ありまして、可愛がっています。


じゃあ、またネ!