プルーン情報 1 順調に育っている

今年も、プルーンの季節が来ました。

本日より、このプルーンについて書きます。


プルーンの効能と種類等について

毎年恒例のプルーンに付いての能書きを書きますと、
プルーンは健康果実として人気がある様で、
近年は女性を中心にファンが多くなって来ました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3

私の持っている文献では、

1.肩こり、二日酔い、貧血に効くミネラル果実の魅力
  その果実には、無機質(ミネラル)やビタミンが多く含まれ
健康食品として注目されています。
  日本食品標準成分表によると、プルーンの生果実にはミネラルの内
  カリウムをもっとも多く含み、次いでリン、マグネシウム
カルシウム、ナトリウム、鉄、亜鉛、銅 マンガンなどを含んでいる。
  また、乾果実はこれらの成分が濃縮されて生果の2〜6倍となっている。

  カリウム−高血圧、脳卒中の予防    カルシウム−骨の強化、イライラ防止
  鉄−貧血予防、組織の活性化      ビタミン−健康増進、発ガン抑制

2.完熟生果のおいしさ
  元々は乾果用果実ですが、日本では収穫時期にあたる夏〜秋に降雨が多く
  乾果用果実としては、難しく主として生果用果実として栽培されています。

  市販の生果用として出荷されているプルーンは、完熟品は少なく
  消費者が完熟品を食べる機会は少なく、追熟した物が多い様です。

  樹上で完熟し、果実の水分が抜けて果こう
(枝と果実をつなぐ果柄の付け根)部分が
  しわがよる位になったプルーン果実が大変に食味に優れるが
  こと、日本では収穫時の降雨等により、
この完熟果実を出荷する事が難しいとの事です。
  完熟した食味の優れたプルーンの出荷には、
成熟期と収穫適期の判断が大切であるが
  非常に難しい様です。


ところで、プルーンも多々の種類がありまして
世界には、原産地によって3タイプ( ユーラシア系、東アジア系、北アメリカ系 )
に分けている様です。
日本にも、同じ仲間で「 スモモ 」があります。
仲間にプラムもありますが、プルーンはやはり外国から来た果物でした。

杏の様に、早生種、中生種、晩生種に別れています。 
つまり、早収穫/出荷(8月) と 遅れ収穫/出荷(9月)があります。


当家にある 小粒プルーンの 品種は「 スタンレイ 」で
晩生種 の仲間になります。

この「 スタンレイ 」品種の特性は、
アメリカで交雑により育成された物で、ここ長野県では、
果実の成熟期は9月の中旬との事
果実は30〜50g前後で果形は 楕円形、果皮は 青紫色 から 黒紫色 となる。
果肉は 黄緑色 から熟度が進むと 黄褐色 となる。
糖度は14%前後、酸度は3.5%程度で酸味はやや強く感じられます。
果汁は多く食味は中程度である。
着色が早いため、収穫時期の判定が 難しく 、
未熟果を収穫すると酸味と渋味が強く食味が劣る。
核は離隔で裂果は降雨により多発する。自家和合性の為に結果は良く豊作性である。


また、親戚にある「 バーバング 」

大玉のプルーン。 長楕円形で赤紫色、果肉は黄色で果汁は中程度です。
果実は100g〜120g程度と大きく、糖度は14%前後になります。
甘さもあり、酸味は他の品種より若干強めの品種です。
大粒ナプルーン、プルーンジャムなどにも最適です。
昨年の購入者様の声を書いたブログです。
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20070823



と文献に書いてあります。

次回は

プルーン情報 2 は、 プルーンの食べ方(調理に)ついて

プルーン情報 3 は、 今年の頒布募集について

と続きます。

またネ!