ヤマシャクヤクの子守が始まる! 

山野草の一つで、ヤマシャクヤクがあります。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yama-shakuyaku.html

実は、このヤマシャクヤクに数年前から凝り始め、ハマっています。

現在では、庭に2号、3号の山野草畑を作り、ここに地植えをしたり


また、ブランドヤマシャクヤクは 7 〜 8号の 駄植木鉢に 植えています。


また、05年に約1000粒ほどの白花のタネを入手して、これを黒ポットに植えて


翌年の春に発芽をさせて、生育をさせています。


この時の、ヤマシャクヤクの子供達も3年目に入り、大夫 大きくなって来ました。



その途中では、紅花ヤマシャクヤクのタネも入手して、同様に生育をさせています。

紅花ヤマシャクヤクは、何と 発芽に2年も掛かるのです。


このヤマシャクヤクは、発芽から開花まで4年〜5年も掛かり


長期戦で育てていますが、なかなか難しい所もあります。


そして、開花しても 中2日で その花びらは散ってしまいます。


気の遠くなる、ヤマシャクヤクにどっぷり浸かっています。



この時期は、中2日の開花で受粉が出来ると こんなタネ袋が出来て


丁度、今頃になると タネが採れます。


また、このタネを黒ポットに植え付けます。



そして、夏の暑さにも負けずに育った苗達の草取りが始まっていまして

蚊に刺されない様に、こんな格好をして作業をします。


そして土を足して、肥料を与えるのです。

 

たっぷり栄養を着けて、厳しい寒さに耐えて翌年の発芽を楽しみます。

現在では、大小合わせて 300鉢以上を越える苗の面倒を見ています。

まあ、愛犬のモコと同様に私の子供達の様です。


ちょっと贅沢な趣味かな〜!


それでも やはり、楽しみは 春の発芽と花が咲いた時でしょうかね。


黒ポットでの育成中でも、今年の様な夏の暑さや水分不足等で葉が枯れてしまう物もあります。


それでも、この様に地上部は枯れても、ポットの中では栄養を吸収しながら


来年の芽を形成して、頑張って生きていますので、肥料と水くれは必要となります。



このヤマシャクヤク達は、不思議に自然界でも元気に育っている場所が

近隣の山々で時々、見かける事もあります。( 近隣の某里山で )


彼ら達は、雑木林におり、雑木が葉を着ける前の早春に発芽して

たっぷり、太陽の光を受けて光合成をします。 そして開花をします。

その頃は、雑木も葉っぱが大きくなり、日差しを遮ってくれるので

彼らは、元気に育っています。


これと同じ条件に保つように育成をするので結構、大変な子守となります。


彼らのタネ袋も、不思議なと言うか、うまく自然界で生き延びる為の知恵を持っています。

真っ赤なタネ擬きで、鳥を誘い 黒紺のタネを食べてもらい、遠くで糞をさせて

殖やしているのです。  長い間に、彼らの考えた知恵なのです。



紅花ヤマシャクヤクも、近年では全国各地で発見されて

愛好家や園芸やで増殖されて、高値で取引が行われている様です。

でも、これも絶滅危惧種に指定されていますので、近い将来は自然界でも絶滅してしまうかもね。


私も、愛好家や園芸やで親を買ったり、タネを入手して育てています。


いつかは、自分の山へ植えたいなんて思っていますが、なかなか難しい様です。


今週は、天候を見ながらヤマシャクヤクのお子守に 没頭 しています。




オマケ  プルーン情報 11

最後に収穫が残っている 「 スタンレイ 」プルーンですが

確かに、順調に樹上完熟へ向かっていますが、


やはり、この所の 雨に勝てず 「 実割れ 」が起きています!!


しかも、未だ堅いので 収穫が出来ません。 

ほかの農家は、今が収穫時期なのか、どんどん収穫しています。

実割れ 」 と 「 樹上完熟 」の かけひき を どこかで 線を引いて

収穫を始めたいと思っております。



それでは、またネ!