久々に、エコ炭焼きを行う。

私が所属をしている 

ボランティア組織(市未公認)みどりのサポート隊で

地域(千曲市戸倉温泉と上山田温泉)のホテルや旅館から排出された

割り箸を 消し炭にする 活動を不定期で行っています。


不定期とは、サポート隊が管理している物置の

使用済み割り箸 や 完成炭の在庫状況と

天候 と 会員の手伝い人足状況を見ては行っています。



この作業も もう十数年にもなります。

一頃、エコ活動が盛んだった頃にTVの取材も多々ありました。



使用済みの割り箸を 千曲川の河原で 燃やして 水をかけて

消し炭を作って  それを、地元の造園店に買ってもらったり

役員が総出で行っている 4月に近くの神社で開催している

「 八王子山のカタクリ 」で販売をしたりしています。


この割り箸消し炭は、一般の堅炭と違い柔らかく扱いしやすいので

街道筋の松並木や古樹木の再生事業等で使われています。


また、家庭菜園や果樹園等で土壌改良にも使われています。

弱っている土を活性したり、肥料等を一時的に備蓄したり 

木酢液との相性も バッチリで安くて簡単に作業性の良い炭です。



私は、趣味の山野草の植替時や土の再生時に使用をしています。

また、植木鉢の底石の近くに入れますと、ナメクジ等が寄りません。


昨今、その便利さや効能を知ってか需要が高まっています。



先週、倉庫を管理している会員から

そろそろ、炭焼きをしないと 置き場がなくなる!と

急遽、 本日に 行う事になりました。


戸倉上山田温泉の前を流れる千曲川河川敷に

早朝、8時半に 集まりました。


私は、いつもの様に

水、担当で エンジンポンプ(ネットオークションで\3.500円)と

ホース、それに 100Lのプラ桶を 持って行きます。


8時半過ぎに 河原へ着いたら

薄曇り、所々に青空も  無風で最高の炭焼き日和でした。



第一陣が 使用済みの割り箸が入った箱を置いて


取りに戻って行った。



この場所で 燃やす事にした。



この 燃やす鉄箱  年期のある箱である。

実は、コレも 再生品でして

何と、その昔に 農家が 蚕(カイコ)を育てていた箱でして

現在では、廃品回収かな?

トタン(薄い鉄板)品なので 回収しても 困るだけでしょう!

でも、コレ 炭焼きには、最高の道具でして

現在でも、探していますが 中々、ありません!




川岸へエンジンポンプを持って行き 設置をします。


ポンプの給水口と排水口にホースをつなぐ訳ですが



このワンタッチ金具を使うと 楽ちんです。 


でも、コレ 結構な値段の代物でして。。。



これは、給水側で 

先を川に入れるので 重石を付けています。


そして、川へドブンと投げ入れます。


給排水の配管が終わると ポンプに呼び水を入れます。



フタをして、いよいよ エンジンのスタート


このエンジン 大夫、古いので キャブのフィルターなしの直結です。

寒い時期にエンジンを掛ける時は、このキャブの穴に

ガソリンを直に垂らして スタートさせる事もあり!



排水ホースは、10m以上も 


プラ桶に 水を溜めます。



所が、プラ桶に 水が一杯になった頃

エンジンの調子が。。。  水を吸わない!

調べたら、 何と 排水側のパッキンが経年変化で潰れて


水漏れ(空気漏れ)していた。


弱った!!  

これが、ないと こんな事をしいられるのだ!

バケツで川の水を

この作業が 疲れるので エンジンポンプにしたのに!!


でも、コレばかりは しょうがないね!


コレが、本日の炭焼きノルマです。

午前中で 終わらせたいが!



燃やす箱に 使用済みの割り箸を詰め込む

出来るだけ 空気が入る様に立てて


9時  いよいよ、点火!  いよいよ、スタートした。



それにしても 今日のノルマは 多い様な気がする。



使用済みの割り箸って 色々な材質があります。

高級品は、名入れで 檜(ヒノキ)材

それに、昨今では 竹箸も あります。


いい、感じに 燃えていますね。



この河原での炭焼きに際しては、毎回、所轄の消防署や

河川敷を管理している官庁ヘの 申請、許可をしています。



後が 戸倉上山田温泉です。 温泉の前での作業を



所で、私達が 炭焼きをしている この千曲川

今の時期、千曲市観光局では

上流の万葉橋と下流の大正橋の間で

こんなイベントをしていましています。

長野県が2017年度から開始した

「 釣ーリズム(ツーリズム)信州推進事業 」

その第一弾として戸倉上山田温泉付近の千曲川河川敷に

冬期ニジマス釣り場が開設していまして
http://chikuma-kanko.com/2017-10-11/post-2070/


目の前で おじさんが ニジマスを釣っていました。

この場所では、おじさん一人で 入れ食い状態で大漁でした。

餌は、イクラだとか  25〜30cmか? いい大きさ!

自然の 釣り堀って感じでした。 



炭焼きを始めて 1時間経過した。

水分補給の為、 お茶にした。

温かいコーヒーに、お茶  

何しろ、炭焼きは熱い 汗で水分が失われるのだ!


それに、こんな物も 用意されていた。

そう、焼き芋である。


そして、15分後に 炭焼きを再開した。


コレが 成果物の山 です。


燃えていた炭を水で強制的に消すので 蒸気がもうもうと

そんな中 燃えなかった箸を 取り除いています。


使用済みの割り箸が入っていた段ボール箱もリサイクルに


燃え残り箸を かなり、まめに拾い集めます。



12時頃から 空が怪しくなって来た。

ポツポツと 雨が降って来た。

でも、燃やしている作業には 全く問題がない状況だった。


12時55分  ようやく、本日の炭焼きが終わりました。

その成果物に 水をタップリ掛けて 焼き箱を載せます。


この時に、完全に消さないと 朝、来たら 灰になっていた!

なんて事も あるのでね!

一晩、冷やして 水気を切り 翌日に、箱等に入れます。


本日の最高気温 18℃ 丁度、炭焼きに いい天気でした。



午後1時頃に 散会し 

私は、家に戻り 良く、うがいと手洗いをして

昼飯にありつきました。


去年の 炭焼きブログ
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20161125


この消し炭 ご希望の方に お分けします。

1箱 ¥500円で



オマケ写真

雨に濡れた コメツツジの紅葉



じゃあ、またネ!




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